PROFILE

grava「グラーヴァ」

スペイン語で砂利や小石を意味する"grava"。
富山を愛する女性ヴォーカルグループ。

サンバ・ボサノヴァを中心に全国で活動するオールラウンドシンガーのリーダーtomo。
多彩なハイトーンヴォイスを駆使するグレートシンガーsao。
ピアノのnocciはヴォーカルに絶妙に寄り添い、呼吸するように歌わせるピアニスト。

ボーカルとピアノというシンプルな編成で、ジャンルを超えた様々な歌を tomoとsao2人の個性的でソウルフルな歌声と甘美なハーモニー、nocciの情熱のピアノで届ける。

tomoTomoko Nunogami

金沢在住時代、友人から「歌手になったら?」の一言を機に、人生の転機を迎える。
2001年夏、千葉はな(hana)のステージに触発され、最初のバンド「Muse and Divas」(ブラックソウル系バンド)を結成。
2002年、hanaと共に「grava」を立ち上げる。そしてその夏、信頼するある女性の一言で初めての一人旅、ニューヨークへ。
帰国後、全てのバンドを解散し、ソロ活動を開始。敬愛する富山県内外のアーティストとの共演や、再結成した女性ヴォーカルグループ「grava」、富山発サンバグループ「boa noite」他、様々なユニットでの演奏を通して、富山の音楽シーンを盛り上げ、富山を全国から注目される音楽県にしたいと様々な取り組みを続けている。
ソロでは、JazzやBossa Novaを中心に活動しており、2008年、日本のブラジル音楽のパイオニア、サンバギターヴォーカルの加々美淳氏との出会いから、大好きなブラジル音楽に本格的に取り組み、美しくも楽しいサンバの魅力を伝えられるヴォーカリストを目指す。
2010年より拠点を東京に移す。
また、演奏活動だけでなく、2006〜2009年NHK-FMの富山ミュージックJAMのパーソナリティを同局の吉田アナと務めるなど、MCとしても定評がある。
生きているうちに世界中のすべての子供たちが等しく教育のチャンスを得られる世の中にしたい!という野望の持ち主でもある。

saoSaori Takano

2002年3月、高校以来の友人とデュオで出場した「第10回カラオケスタジオコンテスト全国大会」にてグランドチャンピオンを獲得。
歌の魅力に目覚める。その後自然の流れに導かれるようにtomoと出会う。数ヵ月後「grava」に加入し本格的に音楽活動をスタート。
前ヴォーカルのhanaのカラーから一転、ウエストコーストが薫る「FRaU」をsao色に染め上げる。
2007年、米ボストンバークリー音大卒のフナセシンイチロウ(Gt.)と「monophonic」を結成。フナセシンイチロウが作り出す、どこかジャジーでどこかポップな美しい旋律とハーモニーにsaoの歌声と包み込まれるような詩の世界が重なり合う。ライブペイントとのコラボレーションでさらに彩りのある世界観を表現。
また、第22回スペインギター音楽コンクールで第1位に輝くなど、実力派クラシックギタリストの大橋俊希と出逢い、saoの新たな魅力が開花。柔らかな歌声とナイロン弦で奏でられる、美しい唱歌やアイルランドの民謡は、ここにしかない響きと風情を伝える。2人の貴重な初セッションの音源が、Ishi-G雑学工房よりリリースされている。
2008年2月には「monophonic」でTOYAMA Creative Voice Festival stage2に出演。ライブ版CDを発売。4月には小西康陽氏のレギュラーイベントREADYMADEに出演。8月には、summer voice carnival 08にてオープニングアクトを務める。
2009年10月、ミニシアター系映画館「フォルツァ総曲輪」制作のショートムービー「温玉onたいむ」の挿入歌として参加。12月「LOVE is ALL MUSIC~Indies LOVE Songs~ vol. 2」インディーズのコンピレーションアルバムに参加。
2008年2月「saoと大橋俊希」でNHK富山放送局の富山ミュージックJAMのTVスペシャルに出演。押尾コータローと共演する。
2009年12月には、地主直之(Gt.)プロデュースのユニット「BALANCE」を大橋俊希との3人でスタート。小さな楽器を使いノスタルジックかつ新たな世界を目指す。2010年には、nocci(Pf.)、ヤチシンヤ(per.)、杏子(笛)3人のゆかいなフレンズが加わり、アンサンブルの楽しみも伝えている。
さまざまな笛と声を巧みに操り、saoにしか表現できない音楽を作り出している。

nocciSatomi Ueno

ピアノが家にあったこと、ミュージシャンだった父の影響があったことから、3才よりピアノを習い始める。
また、9才よりトランペット、10才より歌を習う。クラシック音楽を学ぶ一方、学生時代にはロック、ポップス等に興味を持つ。
音楽事務所所属中、県内のミュージシャンと共演。様々な場所や状況での演奏を通して適応力を身につけ、幅広いレパートリーを持つ。
フリーで活動を始めた頃にtomoと出会い、「grava」に加入。ピアノのみで3人のヴォーカルを支える。
2004年、An Music School Kyoto校セレクティブコース入学(ピアノ科)
亀田邦宏氏に師事。
最近は、後進の育成にも精力的に取り組んでいる。
ピアノ以外に幼い頃から好きだったのは、読書。大好きな言葉の世界を音楽に乗せる作詞作曲に目覚め、2004年からオリジナル作品を発表する。「grava」の原点を感じさせる「小石」の作者でもある。
今後はイメージに合うシンガーに楽曲を提供し、nocciの世界観をさらに創造していく。